Fiery Image Enhance Visual Editor
個々の画像を手早く調整、補正
概要
Fiery Image Enhance Visual Editorは、Fiery Command WorkStationのインタラクティブなプラグインで、ジョブに含まれる個々の画像の補正をその場で行うことができます。元のデザインファイルに戻る必要はありません。視覚的なフィードバックを用いてリアルタイムの画像編集を実現するので、追加の画像編集ソフトウェアが不要になります。
機能
すばやく画像を編集
Fiery Image Enhance Visual Editorを使用すると、手早く画像のカラーを補正し、プロダクションを円滑に進めることができます。変更内容は画面上ですべて確認できるため、ページのサンプルを印刷して無駄な時間や手間をかける必要がなくなります。
個々の画像を編集
ファイル内の個々の画像を選択して編集できます。ファイル内のすべての画像を補正することもできます。
オンデマンドのカラー補正
自動プリセットを利用して、色調やカラー、明度、コントラスト、画像のシャープさなど、画質を自動補正できます。各属性を手動で編集することもできます。
赤目補正
赤目を自動的に検出して補正します。赤目の範囲を手動で選択して補正することもできます。
カスタムプリセットで時間を節約
選択した調整内容をカスタムプリセットとして保存できます。このプリセットは以降、Fiery Image Enhance Visual EditorアプリケーションやFiery JobFlowで再利用できます。
特殊トナー用機能
XeroxやFUJIFILMのサポート対象プレス対応のFieryサーバーでは、Fiery Image Enhance Visual Editorの特殊効果レイヤーを利用し、クリア、ゴールド/シルバー、ピンクのトナーによって個々の画像を補正できます。
ピンクトナー
画像の見た目を改善し、肌の色調を補正します。詳しくはビデオをご覧ください。
ゴールド/シルバートナー
ゴールドまたはシルバーのトナーを画像に適用することで、視覚的な強調表現を追加し、様式化した効果を生み出すことができます。
クリアトナー
クリアトナーの最大7個のパスを使用して、エンボス加工が施された立体的な印刷効果を生み出し、印刷を感覚的体験に変えることができます。
仕様
- 外部Fieryカラーサーバーでは漏れなく標準提供
- 組み込み型のFieryカラーサーバーのオプションのFieryソフトウェアパッケージの一部として利用可能
- Fiery ColorRight Package(Fiery FS400以降のサーバー用)
- Fiery Productivity Package(Fiery FS350以前のサーバー用)
リソース
- Fieryハウツーガイド
- Fiery Image Enhance Visual Editorを使用して写真の画質を補正する
- Fiery学習リソース
- ビデオ